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blueberry project   ブルーベリー実験農場
2008.8



2008.8.31
ティフブルーは新梢の発生と葉色が悪く オースチンは新梢先端が黄色になったため pHが高いと判断。 200メッシュの微粉硫黄を樹間に播いて 土壌と混和した。 この時期の地温で硫黄と土壌を混和すると 2週間程度でpHが下がり始める。 冬期では1ヶ月経過しても変化が見られない。

2008.8.30
ブライトウエルを増やしていくため また20本挿し木をした。


2008.8.29
ウッダードの単為結果がなぜ起きたのか いろいろ調べている。 そもそも 単為結果とは 受精が行われず 子房等が肥大して果実ができる。 従って 種はない無核果である。 鳥取及び島根大でジベレリン(GA)処理により人為的に単為結果を作り 果粒形質について実験した結果を読んだ。 ティフブルーを供試し 種子数はGAが0.3粒人工授粉が53.1粒 重量はGAが1.3g人工授粉が1.9gであったと報告している。 つまり GA処理をすると種子は入らず 人工授粉に比べるとかなり小さくなったというものである。 当然と言えばそれまでだが。


2008.8.27
雨が一週間ほど降り続いている。 ティフブルーは裂果が激しいので見てみると やっぱり割れている。 お盆以前はほとんど雨がなかったので シーズン中は裂果がなかった。 ティフの最大の欠点かな。


2008.8.23
ブライトウエルを増やしていくため 20本ほど挿し木をした。 オースチンは6月に挿したが 楽園ハウスの中に入れっぱなしのため 暑くて2本しかつかなかった。 


2008.8.17
まだティフブルーとバルトウインが残っているが 実が小さく 高品質なものが提供できないことから 予定どおり摘み取り園は今日で終了。 今年は 簡単なカードとHPを作って 来園者がどのくらいあるのか試行した。 その結果は データをまとめた後 この場に。


2008.8.11
摘み取り園をオープンして お客さんを待つのが仕事。 隠れ家的な場所であることや 宣伝をほとんどやっていないことから 日中はお客さんを待つのが最大の仕事となる。 その待ち時間に 草をむしったり どの樹がなっているとか 虫がいるとか 樹性が弱いとか いろいろなことが見える。 本来 栽培とは 樹に合わせることも重要だが 栽培者が思い描くとおりに育てることだと思う。 そうなると観察がとても重要になってくる。 その点 暇である時間が有効になってくる。


2008.8.2
ブライトウエルとブルーベル。 今年は この2品種が抜群に甘い。 オースチンは 昨年は抜群だったが ちょっと酸味が強いように感じる。 その年の天候や樹勢等に影響されるのであろうか。


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