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blueberry project   ブルーベリー実験農場
2009.8



2009.8.24
いろんなBb園を見る機会がある。 冬に剪定ってやったん? どこを切ったん? と思えてしかたがない。 樹高は高いし 枝は混んでるし 結実したあとの生り軸は残っているし・・・。 まるで調教されていない犬の散歩。 飼い主が犬に引っ張られて コントロールされているのは 飼い主。 情けない。 Bbも全く同じで 園主がBbをコントロールしていない。 Bbが勝手に背を高くして 低くしようにもできない。 剪定とは 樹性 樹形のコントロールだ。 今年のBb全国シンポで岩手大の横田先生が講演したが まったく同じことを言っていた。 初めて共感できる人に出会った。

夏季剪定について
●目的 来年の生り枝に日を当て充実した枝と花芽を作るため いらない枝を切り取る。
●剪定 @今年結実した枝の生り軸を切り取る。 A来年の結実枝に覆いかぶさっている枝を切り取る。 Bいらないシュートやサッカーを切り取る。 C来年使えそうもない明らかに要らない弱々しい枝を切り取る。
この4つを切り取ると 樹が生き生きとして見えてくる。 来年に向けた作業として 必要不可欠である。 2次的効果として 冬の剪定がすごく楽になる。




  2009.8.12

8/11の朝 シャーレの中を見ると 蛹から羽化したショウジョウバエが飛んでいた。 写真を撮りようがなかったので 死んだら撮ろうと思って そのままにしておいた。 
8/12の朝 動かなかったので本当に死んでいるのか シャーレを振ってみたが動かなかった。
翅に黒点があれば オウトウショウジョウバエなので 実体顕微鏡で見てみると 残念ながら翅が折れて 同定ができなかった。

2009.8.10

写真左 8/4に果実の中で動き回っていた幼虫を シャーレに移して飼育してみた。

写真右 8/10の朝 どうなっているか確認すると さなぎになっていた。
観察してみると 太い体毛が20〜本生えている。
よ〜く考えてみると 果実体の中にいたものが さなぎになると脱出するようだ。 と すると 畑で考えてみると 果実から脱出すると地面に落ちる。 そして羽化するのだろうか。 ある解説によると 越冬もするよなので やっぱり地面の中に入るんだろうな。

2009.8.3
昨年も注意しては見ていたが見当たらなかった 果実の一部が軟化したもの。 今年は その果実が多い。 20倍のルーペではよく見ていたが 吸汁痕かな?と思っていた。 しかし 気になってしょうがなかったので 職場の実体顕微鏡で見てみた。 そしたら やっぱりショウジョウバエの卵と幼虫だ。 おそらくオウトウショウジョウバエではないかと思う。 心配はしていたが 大丈夫だろうと思っていた。 見た瞬間 唖然としてしまった。 力が抜け 仕事が手に付かず。



写真左 ショウジョウバエの産卵痕 実体顕微鏡44倍

写真中 産卵痕から出ている卵柄 実体顕微鏡44倍×デジカメ3倍

写真右 卵柄をたどっていくと出てきた卵 実体顕微鏡44倍×デジカメ7倍



写真左 幼虫と思われるもの 実体顕微鏡44倍×デジカメ7倍

写真中 メスの先端に乗っているのが幼虫 背景の目盛りは1mm 実体顕微鏡44倍×デジカメ3倍



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